小さな成長

王子の小さな成長。

かーちゃんとしてうれしかったさ。




マンションの入り口に
バザーのチラシがここ2週間ぐらい掲示してあった。
カラフルでかわいい絵のチラシ。


王子はこの絵を初めてみたとき、
「これ。これ。」といって、これは何だ?みたいに聞いてきた。


私は
「バザーがあるんだって。バザー」


と教えた。


それからというもの、そのチラシを見るたびに

「バザー。バザー。」と繰り返す。


もちろん、バザーの意味も、チラシの意味もわからないけどね。



先日、バザーが終わったみたいで、
チラシがなくなった。



そしたら、王子は

「バザーない。バザーない。」と


チラシがないことを繰り返し言っていた。




何が成長かって?



今までも目の前にあるものに対しては、いろいろ言葉がでていた。



たとえば、犬をみたら「ワンワン、ワンワン」


ごはんの時間になれば「まんま、まんま」


ウンチがでれば「ウンチ、ウンチ」



でも、ないものを連想するってことがなかった。



たとえば、とーちゃんが仕事でいなくても


「とーちゃんいない」とは思わない。



昨日まであったバナナがなくなっても


「バナナがない」とは思わない。



目で見たものしか反応しなかったのに、



バザーのチラシがないことに反応したということが
とてもうれしかったのだ。



また成長したなー。としみじみ。



言葉が出始めると早いっていうけど、
本当にどんどんいろんな言葉を覚える。


すごいなー。と感心します。




ちなみに、どれぐらいまで同じ単語を2,3回繰り返すのだろう?



まんま、まんま


アンパンマンアンパンマン


バナナ、バナナ


接続語とか使えるようになると、自然と変わるのかな。


ちなみに、言葉に最後の文字だけいうということがとても多いです。



「ヨーグルト」→「ト」

「みかん」→「ん」

「いっぱい」→「ぱい」


面白いっす。